プロピルチオウラシル (経口) プロピルチオウラシル (proe-pil-thye-oh-URE-a-sil)他の薬(メチマゾールなど)で治療したが効果がなかった患者のバセドウ病や甲状腺機能亢進症(甲状腺からの甲状腺ホルモン過多)に対する治療薬です。ブランド名 : この薬は他のブランド名で呼ばれる場合があります。 |
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この医薬品を使用すべきでない場合: プロピルチオウラシルにアレルギー反応を示したことがある場合、または妊娠中もしくは授乳中の場合は、この薬を服用しないでください。 |
この医薬品の使用法: 錠剤 - 薬の使用量について医師から指示があります。指示された量より多く使用しないでください。
- この薬は、毎日同じ時間に服用するようにしてください。毎日複数の錠剤を服用する場合は、たとえば一日 2 回なら 12 時間毎、一日 3 回なら 8 時間ごとのように均等間隔で摂取するようにしてください。
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避けるべき医薬品および食品: OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。 - アミオダロン(Cordarone®)、特定の血圧治療薬(アテノロール、メトプロロール、プロプラノロール、Inderal®、Toprol® など)、カリウムサプリメント、抗凝血剤(ワルファリン、Coumadin® など)、テオフィリン(Theo-Dur®)、ジゴキシン(Lanoxin®)を使用中の場合は、医師に相談してください。
- ワクチン(インフルエンザの予防接種など)を接種する前に医師に相談してください。また、あなたがこの医薬品を使用している間、同居する人は経口ポリオワクチンを接種してはなりません。ポリオウイルスに感染する可能性があります。
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この医薬品の使用中の警告: - 妊娠中にこの薬を服用することは安全ではありません。胎児に悪影響が生じる可能性があります。妊娠と判明したときは、ただちに医師に知らせてください。
- 肝臓病の方は、必ず医師に伝えてください。
- プロピルチオウラシルが効き始めるには数日から数週間かかる場合があります。医師に相談せずに、この薬の服用を中止しないでください。
- この薬を飲むと、出血やあざの原因となったり、感染症にかかりやすくなったりする可能性があります。病気や負傷を避けるための予防措置を取るようにしてください。また、手を頻繁に洗うようにしてください。
- この医薬品は肝疾患を誘発することがあります。次の症状のいずれかが複数見られた場合は、ただちにこの薬の服用を中止し医師に相談してください。右上腹部や胃の痛みや圧痛、土色の便、濃い色の尿、食欲減退、発熱、頭痛、かゆみ、食欲不振、吐き気と嘔吐、皮膚の発疹、足または膝下のむくみ、異常な疲れまたは脱力感、目または皮膚の黄変。
- この薬を服用していることを、担当の医師または歯科医に伝えてください。手術または医療検査を実施する場合は、施術の数日前にこの薬の使用を中止してください。
- 医師はこの薬の効果や進行状況を定期的にチェックします。必ず予約した時間までに到着するようにしてください。 望ましくない副作用をチェックするために血液検査が必要かもしれません。
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この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用: 次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。 - アレルギー反応:かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
- 月経周期の変化
- 咳や喉の痛み
- 濃い色の尿または白い便
- 乾燥肌、腫れた皮膚
- 口内炎
- 吐き気、嘔吐、食欲不振、胃上部の痛み
- 重度の発熱や悪寒、または 2 日以上続く発熱
- 皮膚の発疹またはかゆみ
- 頸部(甲状腺)の腫れ
- 異常な出血またはあざ
- 異常な脱力感
- 皮膚や目の白い部分の黄変
次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。 |
この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。 副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA(1-800-FDA-1088、米国内電話番号)までご報告ください。 |