この医薬品を使用すべきでない場合：
この薬は、誰でも使用できるものではありません。オメプラゾールまたはそれに類似する薬剤にアレルギー反応を示したことがある方は、使用しないでください。

この医薬品の使用法：
遅延放出性カプセル, 分包, 懸濁剤用粉末, 遅延放出性錠剤

• 薬の使用量について医師から指示があります。指示された量より多く使用しないでください。
• この薬は、医薬品ガイドとセットになっています。医薬品ガイドが手元にない場合は、薬剤師にコピーを尋ねてください。
• 処方箋なしでこの薬を使用する場合は、薬のラベルに記載された指示に従ってください。 市販薬を使用している場合、医師からの指示がない限り、14 日間を超えて服用したり、4 か月に 1 回より高い頻度でその治療薬を使用したりしないでください。
• この薬は食事の少なくとも 1 時間前 に飲み、たとえ数日後に調子がよくなったとしても治療の全期間にわたって飲み続けます。
• カプセルまたは錠剤:
  
  • 丸ごと飲み込んでください。薬を割ったり、噛んだりしないでください。
  • カプセルをそのまま飲み込むことができない場合、カプセルを開いて、少量のアップルソースなどに流し込んだものを服用しても構いません。薬剤をしっかりと混ぜ込み、噛まずに飲み込んでください。服用量をすべて確実に飲むために、グラス 1 杯の水を飲んでください。
• 経口分包：
  
  • 2.5 ミリグラム (mg) の分包の中身を 5 ミリリットル (mL) の水と混ぜます。または 10 mg の分包の中身を 15 mL の水と混ぜます。他の液体や食物は使用しないでください。
  • 十分に攪拌して下さい。水に混ぜたものを 2～3 分置いて粘度を高めます。
  • もう一度混ぜ、30 分以内に薬を飲みます。
  • 飲んだ後に薬が残っている場合は、水をさらに加えてかき混ぜ、すぐに飲んでください。
    
    • 補給チューブ用の経口分包の準備方法：
      
      • カテーテルチップ注射器に水 5 mL を加えます。続いて、2.5 mg 分包の中身を加えます (あるいは、10 mg 分包の場合は水 15 mL を使用します)。
      • すぐにシリンジを振ります。水に混ぜたものを 2～3 分置いて粘度を高めます。
      • もう一度、注射器を振ってください。30 分以内にチューブを使用して薬を服用します。
      • 注射器に同量の水を再度加えて振ります。水を使ってチューブの中を流し洗い、薬をすべて確実に摂取します。
• 薬を投与し忘れた場合:思い出したらすぐに 1 回分服用してください。次の服用時間になりそうな場合は、その時間まで待ち、通常の用量を服用してください。薬を飲み忘れた場合でも、それを補うために余分に服用することは避けてください。
• 薬は密閉容器に入れ、高温や直射日光、湿気を避けて室温で保管してください。

避けるべき医薬品および食品：
OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

• リルピビリンを含む薬も使用している場合は、オメプラゾールを使用しないでください。
• 薬の中には、オメプラゾールの作用に影響を及ぼすものがあります。次のいずれかを服用している方は、医師に伝えてください:
  
  • アモキシシリン、アタザナビル、シロスタゾール、シタロプラム、クラリスロマイシン、クロピドグレル、シクロスポリン、ダサチニブ、ジゴキシン、ジスルフィラム、エルロチニブ、イトラコナゾール、ケトコナゾール、メトトレキサート、ミコフェノール酸モフェチル、ネルフィナビル、ニロチニブ、フェニトイン、リファンピン、サキナビル、セントジョーンズワート、タクロリムス、ボリコナゾール
  • ベンゾジアゼピン製剤（ジアゼパムを含む）
  • 抗凝血剤（ワルファリンを含む）
  • 利尿薬（利尿剤）
  • 鉄サプリメント

この医薬品の使用中の警告：

• 妊娠中または授乳中の方、肝臓病、骨粗しょう症を患っている方は、医師に伝えてください。
• この薬は次のような障害を引き起こす場合があります:
  
  • 腎臓障害
  • 血液中のビタミン B12 またはマグネシウムのレベル低下
  • 腰、手首、または脊椎の骨折リスクの増加
• この薬は下痢を引き起こすことがあります。下痢が悪化する、止まらない、または血が混ざる場合は医師に連絡してください医師と相談するまではどんな下痢止めも飲まないでください。下痢はこの薬の使用を停止してから 2 か月以上経ってから起こることもあります。
• この薬を服用していることを、担当の医師または歯科医に伝えてください。この医薬品は、特定の医療検査の結果に影響を及ぼす場合があります。
• 医師はこの薬の効果や進行状況を定期的にチェックします。必ず予約した時間までに到着するようにしてください。
• 薬はすべて子どもの手の届かないところに保管してください。薬を他の人と共有しないでください。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用：
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

• アレルギー反応：かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
• 水疱形成、皮膚剥離、赤い発疹
• 発熱、関節痛、体のむくみ、異常な体重増加、排尿の量または頻度の変化
• 発作、めまい、不整脈、筋硬直、筋収縮
• 重度の下痢、胃けいれん、発熱
• 腹痛、吐き気、嘔吐、体重減少

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

• 頭痛
• 軽度の下痢または胃の痛み

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA（1-800-FDA-1088、米国内電話番号）までご報告ください。