シプロフロキサシン (経口) シプロフロキサシン (sip-roe-FLOX-a-sin)感染症とペストの治療薬です。この薬はキノロン系抗生物質です。 |
Cipro |
この医薬品を使用すべきでない場合: この薬は、誰でも使用できるものではありません。シプロフロキサシンまたはそれに類似する薬にアレルギー反応を起こしたことがある場合は、使用しないでください。 |
この医薬品の使用法: 液剤, 錠剤, 長時間作用型錠剤 - 薬の使用量について医師から指示があります。指示された量より多く使用しないでください。 この医薬品は毎日同じ時刻に服用してください。
- この薬は食事と一緒、または食事なしで服用できます。この薬は牛乳、ヨーグルト、カルシウムが添加されているジュースなど、カルシウム源のみと一緒に服用しないでください。ただし、食事の一部として食べ物や飲み物にカルシウムが含まれている場合であれば、一緒に薬を服用しても構いません。
- 持続放出性錠剤をそのまま飲み込みます。押しつぶしたり、割ったり、噛んだりしないでください。
- 経口液剤:最低 15 秒間振ってから使用してください。液剤には小さなビーズが浮いています。経口液剤を服用する際に、ビーズを噛まないようにしてください。印の付いた計量スプーンまたは経口注射器、処方薬カップを使って経口液剤を計量します。
- 錠剤:丸ごと飲み込んでください。薬を割ったり、押しつぶしたり、噛んだりしないでください。
- 排尿を促して腎臓の問題を予防するため、水分を多くとるよう心がけてください。
- たとえ最初の数回の服用で症状がよくなっても、感染を治療するために処方された薬をすべて服用してください。
- この薬は、医薬品ガイドとセットになっています。医薬品ガイドが手元にない場合は、薬剤師にコピーを尋ねてください。
- 薬を飲み忘れた場合:思い出したらすぐに 1 回分服用してください。次の服用時間になりそうな場合は、その時間まで待ち、通常の用量を服用してください。薬を飲み忘れた場合でも、それを補うために余分に服用することは避けてください。
- 薬は密閉容器に入れ、高温や直射日光、湿気を避けて室温で保管してください。 14 日以上経過しても残っている液剤は処分してください。
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避けるべき医薬品および食品: OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。 - この薬とチザニジンを併用しないでください。
- 食品や薬の中には、シプロフロキサシンの作用に影響を及ぼすものがあります。次のいずれかを服用している方は、医師に伝えてください:
- クロザピン、シクロスポリン、デュロキセチン、リドカイン、メトトレキサート、オランザピン、ペントキシフィリン、フェニトイン、プロベネシド、ロピニロール、シルデナフィル、テオフィリン
- 抗生物質(アジスロマイシン、クラリスロマイシン、エリスロマイシンなど)
- 抗凝血剤(ワルファリンを含む)
- 糖尿病の治療薬(グリメピリド、グリブリドなど)
- 抗うつ剤または精神病の治療薬
- 心拍異常の治療薬(アミオダロン、プロカインアミド、キニジン、ソタロールなど)
- NSAID 鎮痛剤(アスピリン、セレコキシブ、ジクロフェナク、イブプロフェン、ナプロキセン)
- ステロイド剤(ヒドロコルチゾン、メチルプレドニゾロン、プレドニゾンなど)
- シプロフロキサシンは、アルミニウムもしくはマグネシウムを含む制酸剤、カルシウム、亜鉛、鉄分、ランタン、セベラマー、スクラルファート、ジダノシンを服用する 2 時間以上前または 6 時間以上後に服用してください。これには、ビタミン/ミネラルサプリメントが含まれます。
- この薬は、カフェインの消化を遅らせるので、カフェインの効果が通常よりも長く続くことがあります。
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この医薬品の使用中の警告: - 現在妊娠中または授乳中の方、腎臓病、肝臓病、糖尿病、心臓病、重症筋無力症を患っている方、心拍異常(QT 間隔延長など)の既往がある方、あるいは発作を起こしたことのある方は、医師に伝えてください。これまでに慢性関節リウマチを含む腱または関節の疾患を患った方、または移植を受けた方は、医師に伝えてください。
- この薬は次のような障害を引き起こす場合があります:
- 腱炎および腱断裂 (治療後に起こることがあります)
- 肝障害
- 腕や脚の神経が損傷
- 心拍に変化
- 血糖値の変化
- この薬によりめまい、眠気や立ちくらみが生じる場合があります。この薬の効果を十分に知るまで、乗り物を運転したり、または危険な行動を取らないようにしてください。
- この薬は下痢を引き起こすことがあります。下痢が悪化する、止まらない、または血が混ざる場合は医師に連絡してください医師と相談するまではどんな下痢止めも飲まないでください。下痢はこの薬の使用を停止してから 2 か月以上経ってから起こることもあります。
- この薬を服用すると、日光に対し肌がより敏感になることがあります。日焼け止めを使用してください。太陽灯や日焼けサロンの利用は避けてください。
- 症状が改善しない、または悪化した場合は医師に相談してください。
- 薬はすべて子どもの手の届かないところに保管してください。薬を他の人と共有しないでください。
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この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用: 次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。 - アレルギー反応:かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
- 水疱形成、皮膚剥離、赤い発疹
- 濃い色の尿、白い便、吐き気、嘔吐、食欲不振、胃上部の痛み、目や肌の黄変
- 血の混ざった下痢
- 失神、めまい、または立ちくらみ
- 心拍が速いまたは遅い、不整脈
- 手足や腕、脚のしびれ、うずき、脱力感、ヒリヒリする痛み
- 痛み、こり、むくみ、または足首の周辺、脚、肩、その他の関節の周りにあざ
- 発作、重度の頭痛、普段とは異なる思考や行動、不眠、不安感、混乱、または憂うつ感、実際には存在しないものの幻視、幻聴、幻触などの幻覚
- 異常な出血やあざ、脱力感
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この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。 副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA(1-800-FDA-1088、米国内電話番号)までご報告ください。 |