カルバマゼピン (経口) カルバマゼピン (kar-ba-MAZ-e-peen)発作、神経痛、または双極性障害の治療薬です。 |
Carbatrol , Epitol , Equetro , TEGretol , TEGretol-XR |
この医薬品を使用すべきでない場合: この薬は、誰でも使用できるものではありません。カルバマゼピンや三環系抗うつ薬にアレルギー反応を示したことがある方、妊娠中の方、骨髄抑制の病歴がある方は使用しないでください。 |
この医薬品の使用法: 長時間作用型カプセル, 液剤, 錠剤, チュアブル (噛み砕く) タイプの錠剤, 長時間作用型錠剤 - 薬は指示に従って服用してください。最も高い効果を特定するために、服用量が何度か変更される場合があります。 この薬は単独で使用されるか、他の発作治療薬と併用されます。
- カプセル:
- カプセルをそのまま飲み込みます。薬を割ったり、押しつぶしたり、噛んだりしないでください。
- カプセルを開いて少量のプリン、ヨーグルト、アップルソースなどの柔らかい食品に内容物を流し込んだものを服用しても構いません。薬剤をしっかりと混ぜ込み、噛まずに飲み込んでください。
- チュアブル(噛み砕く)タイプの錠剤:
- 食べ物または牛乳と一緒に服用してください。
- 完全に錠剤をかんでから飲み込みます。
- 液剤:
- 食べ物または牛乳と一緒に服用してください。
- 印の付いた計量スプーンまたは経口注射器、処方薬カップを使って経口液剤を計量します。 使用前にボトルをよく振ってください。
- この薬は他の経口液剤と併用しないでください。
- 錠剤:
- 食べ物または牛乳と一緒に服用してください。
- 錠剤をそのまま飲み込みます。薬を割ったり、押しつぶしたり、噛んだりしないでください。
- 持続放出性錠剤がひび割れていたり欠けている場合は、服用しないでください。
- この薬は、医薬品ガイドとセットになっています。医薬品ガイドが手元にない場合は、薬剤師にコピーを尋ねてください。
- 薬を投与し忘れた場合:思い出したらすぐに 1 回分服用してください。次の服用時間になりそうな場合は、その時間まで待ち、通常の用量を服用してください。薬を飲み忘れた場合でも、それを補うために余分に服用することは避けてください。
- 薬は密閉容器に入れ、高温や直射日光、湿気を避けて室温で保管してください。
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避けるべき医薬品および食品: OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。 - この薬は、ネファゾドン、デラビルジン、または HIV や AIDS の特定の他の治療薬 (エファビレンツ、エトラビリンなど) と併用しないでください。過去 14 日間以内にモノアミン酸化酵素阻害薬を使用した場合は、この薬を使用しないでください。
- 以下のリストには、カルバマゼピンと相互作用する最も一般的に使用される薬が含まれています。他の薬の多くは含まれていません。現在服用しているすべての薬の名前を、必ず医師に伝えてください。次のいずれかを服用している場合は、医師に伝えてください:
- アルプラゾラム、アプレピタント、アリピプラゾール、ブスピロン、シタロプラム、クラリスロマイシン、クロナゼパム、クロザピン、シクロホスファミド、シクロスポリン、ジルチアゼム、ドキソルビシン、エリスロマイシン、エベロリムス、フェロジピン、フルオキセチン、イマチニブ、イソニアジド、ラモトリジン、ラパティニブ、メフロキン、メタドン、プラジカンテル、プロポキシフェン、クエチアピン、キニーネ、シロリムス、タクロリムス、テムシロリムス、トラマドール、トラゾドン、トリアゾラム、ベラパミル、またはジレウトン
- 抗真菌剤 (フルコナゾール、イトラコナゾール、ケトコナゾール)、プロテアーゼ阻害薬 (アタザナビル、ダルナビル、ホスアンプレナビル、インジナビル、ロピナビル、リトナビル、サキナビル)、またはステロイド (デキサメタゾン、プレドニゾロン、プレドニゾン)
- この薬の服用期間中は、グレープフルーツを食べたりグレープフルーツ ジュースを飲んだりしないようにしてください。
- 眠気を誘うようなものを使用している方は、医師に伝えてください。たとえば、アレルギー薬、麻薬性の鎮痛剤、アルコール類です。
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この医薬品の使用中の警告: - 妊娠中にこの薬を服用することは安全ではありません。胎児に悪影響が生じる可能性があります。妊娠と判明したときは、ただちに医師に知らせてください。
- カルバマゼピンの服用中は、経口避妊薬、注射、他のホルモン避妊方法が十分の作用しない可能性があります。避妊には別の方法を行ってください。
- 授乳中の方、腎臓病、肝臓病、心臓病、心不全、白血球や血小板の減少、緑内障、低ナトリウムレベル、ポルフィリン症、フルクトース不耐症を患っている方、自殺の考えやうつの経験がある方は、医師にお伝えください。他の薬剤 (特に発作の治療薬) にアレルギー反応を示したことがある方は、医師に伝えてください。
- アジア系の方は、医師に伝えてください。医師はこの薬を処方する前に、激しい皮膚反応を検査します。
- この薬は次のような障害を引き起こす場合があります:
- 激しい皮膚反応
- 再生不良性貧血や他の血液障害
- 多臓器過敏症 (DRESS 症候群)
- 自殺願望や行動
- この薬の服用を突然中止しないでください。服用を完全に中止する前に、量を少しずつ減らしていく必要があります。
- この薬を服用していることを、担当の医師または歯科医に伝えてください。この医薬品は、特定の医療検査の結果に影響を及ぼす場合があります。
- この薬によりめまいや眠気が生じる場合があります。この薬の効果を十分に知るまで、乗り物を運転したり、その他の危険な行動を取らないようにしてください。
- 医師はこの薬の効果をチェックするため、定期的なラボ検査を行ないます。 必ず予約した時間までに到着するようにしてください。 眼科医の診察を受けるように医師から勧められることがあります。
- 薬はすべて子どもの手の届かないところに保管してください。薬を他の人と共有しないでください。
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この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用: 次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。 - アレルギー反応:かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
- 水疱形成、皮膚剥離、赤い発疹
- 排尿の量または頻度の変化
- 胸部痛、呼吸困難、冷汗、青みがかった皮膚
- 混乱、記憶障害、異常な倦怠感、筋肉のけいれんや脱力感
- 濃い色の尿、白い便、吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛、目または皮膚の黄変
- 心拍が速いまたは遅い、動悸がする
- 発熱、悪寒、咳、のどの痛み、口の痛み
- 立ちくらみまたは失神
- 首やわき、脚の付け根のリンパ節が腫れている、痛い、触れると痛い
- 自分自身または他人を傷付けたいという願望、普段は見られないような思考や行動
- 異常な出血やあざ、脱力感
次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。 - 不安、いら立ち、うつ、情動不安、夜眠れない
- かすみ目
- 吐き気、嘔吐、便秘
- めまいまたは眠気
- 口の渇き
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この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。 副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA(1-800-FDA-1088、米国内電話番号)までご報告ください。 |