ラロキシフェン (経口) ラロキシフェン (ral-OX-i-feen) 閉経後の女性における骨粗しょう症 (もろく薄い骨) の治療および予防薬です。また、骨粗鬆症を患っている、または乳癌にかかるリスクが高い閉経後の女性における乳癌のリスクを減少させるのに役立ちます。 |
Evista |
この医薬品を使用すべきでない場合: ラロキシフェンにアレルギー反応があった場合、妊娠中または授乳中の場合、または過去に血栓問題があった場合は、この医薬品を使用しないでください。 |
この医薬品の使用法: 錠剤 - 薬の使用量について医師から指示があります。指示された量より多く使用しないでください。
- この薬は食事と一緒、または食事なしで服用できます。
- この薬は、医薬品ガイドとセットになっています。医薬品ガイドが手元にない場合は、薬剤師にコピーを尋ねてください。
- 薬を他の人と共有しないでください。
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避けるべき医薬品および食品: OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。 - また、抗凝血剤 (Coumadin®)、コレスチラミン (Questran®)、ジアゼパム (Valium®)、ジアゾキシド (Proglycem®)、リドカイン (Lidoderm®)、エストロゲン (ホルモン補充療法またはHRT)、コレステロール降下剤 (Baycol®、Lescol®、Lipitor®、Mevacor®、Pravachol®、Zocor®など) を使用している場合も医師に知らせてください。
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この医薬品の使用中の警告: - 閉経後の女性が妊娠することはほとんどありませんが、妊娠中にこの薬を服用すると胎児に害を及ぼす可能性あることを知っている必要があります。この薬の使用中に妊娠したと思われる場合は、すぐに医師に相談してください。
- うっ血性心不全、癌、肝臓病、腎臓病、血中の高いコレステロールやトリグリセリド値、または乳癌の既往歴のある場合は医師に必ず知らせてください。脳卒中、一過性脳虚血発作 (TIA)、心拍の問題、または高血圧の既往がある場合にも医師に相談してください。
- ラロキシフェンは、薬を服用しはじめて最初の 4 ヶ月間は特に、血栓リスクを高めることがあります。(車での長旅など) 長時間座っていることを避け、立ち上がって頻繁に歩き回ってください。
- ラロキシフェンは、子宮や乳房を刺激するエストロゲンのようには作用しません。この薬の使用中に膣から出血したり、乳房の痛みや乳房肥大が生じた場合は、すぐに医師に相談してください。
- (手術からの回復など) 数日間不活発になる場合は、医師に相談してください。しばらくの間、この薬の服用を中止する必要があるかもしれません。
- バランスの取れた食事を食べて定期的に運動し、タバコやアルコールを避けることによって、この薬の作用をより向上させることができます。食品やサプリメントを介して、毎日カルシウムとビタミン D の十分な摂取を確実なものにしてください。状況を改善する具体的な方法について医師と相談してください。
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この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用: 次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。 - アレルギー反応:かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
- 排尿の量または頻度の変化、排尿時の痛み
- 胸部痛、息切れ、喀血 (咳をすると血が出る)
- 発熱、悪寒、咳、鼻水または鼻詰まり、のどの痛み、身体の痛み
- 手足または身体の左右片側のしびれ、筋力低下
- 脚、特に下肢 (ふくらはぎ) の痛み、発赤、または腫れ
- 突然の/激しい頭痛、視力または言語能力、歩行能力に障害が出る
- 手や足、足首のむくみ
- 普通でない膣の痛み、出血、分泌物
次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。 - うつ病または睡眠障害
- ほてり
- 脚のけいれん
- 筋肉痛または関節痛
- 吐き気や嘔吐、下痢、胃のむかつき
- 発疹
- 体重増加
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この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。 副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA(1-800-FDA-1088、米国内電話番号)までご報告ください。 |