この医薬品を使用すべきでない場合：
この薬は、誰でも使用できるものではありません。イソソルビドにアレルギー反応を示したことがある場合は使用しないでください。

この医薬品の使用法：
長時間作用型カプセル, 錠剤, チュアブル (噛み砕く) タイプの錠剤, 長時間作用型錠剤

• 薬の使用量について医師から指示があります。指示された量より多く使用しないでください。
• 持続放出性錠剤またはカプセル：錠剤またはカプセルをそのまま飲み込みます。薬を割ったり、押しつぶしたり、噛んだりしないでください。
• 舌下錠剤：この薬剤は座って服用してください。錠剤を水で湿らせてください。舌の下に置き溶けるまで待ちます。錠剤をそのまま噛んだり、つぶしたり、飲み込んだりしないでください。錠剤が完全に溶ける前に、食べたり、飲んだり、喫煙したりしないでください。胸の痛みが 5 分以上続く場合は、2 個目の錠剤を舌の下に置きます。痛みがその後 5 分続く場合、3 個目の錠剤を使用してください。3 個目を服用しても痛みが消えない場合は、医師に連絡して、だれかに病院に連れて行ってもらってください。
• 薬を投与し忘れた場合:薬を服用できなかった、または飲み忘れた場合は、その後できるだけ早く服用してください。次の服用時間があと 2 時間以内に迫っている場合は、飲み忘れた分はとばし、次回からまた時間通りに服用してください。薬を使用し忘れた場合でも、それを補うために余分に使用することは避けてください。
• 薬は密閉容器に入れ、高温や直射日光、湿気を避けて室温で保管してください。

避けるべき医薬品および食品：
OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

• この薬は、リオシグアト、またはアバナフィル、シルデナフィル、タダラフィル、バルデナフィルなどの勃起障害の薬剤とは併用しないでください。
• 食品や薬の中には、硝酸イソソルビドの作用に影響を及ぼすものがあります。血圧の薬を服用している場合、または飲酒する場合は、医師に相談してください。

この医薬品の使用中の警告：

• 妊娠中または授乳中の方、心臓発作を起こした方、心不全、心臓肥大、低血圧、その他の心臓疾患を患っている方は、医師に伝えてください。
• 狭心症の治療薬は、頭痛の原因となる場合があります。これは薬が効いている兆候です。頭痛を防ぐために薬の服用を中止したり、服用時間を変更したりしないでください。頭痛の治療にアスピリンやアセトアミノフェンを服用してもよいか、医師にお尋ねください。
• この薬剤は、めまいや立ちくらみを引き起こす血圧低下の原因となる可能性があります。この薬の効果を十分に知るまで、乗り物を運転したり、または危険な行動を取らないようにしてください。立ち上がるときにめまいがすることがありますので、ゆっくりと立ち上がってください。飲酒すると、これらの症状が悪化する場合があります。
• この薬の服用を突然中止しないでください。服用を完全に中止する前に、量を少しずつ減らしていく必要があります。
• 薬はすべて子どもの手の届かないところに保管してください。薬を他の人と共有しないでください。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用：
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

• アレルギー反応：かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
• 唇や指の爪が青に変色する、呼吸困難
• 胸の痛みの悪化、心拍数の減少
• 激しいまたは持続的なめまい、立ちくらみ、失神
• ズキズキとする、激しい頭痛、混乱、発熱、目が見えにくい

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

• 軽度の頭痛

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA（1-800-FDA-1088、米国内電話番号）までご報告ください。