この医薬品を使用すべきでない場合：
リファンピンにアレルギー反応を示したことがある場合は、この薬を服用しないでください。HIV 感染症の治療薬 (アタザナビル、ダルナビル、ホスアンプレナビル、リトナビル、サキナビル、ティプラナビル、Aptivus®、Fortovase®、Invirase®、Lexiva®、Norvir®、Prezista®、または Reyataz® など) を使用している方は、この薬を使用しないでください。

この医薬品の使用法：
カプセル, 液剤, 錠剤

• 薬の使用量について医師から指示があります。指示された量より多く使用しないでください。
• リファンピンは、食事の 1 時間前または 2 時間後に、コップ一杯の水で空腹時に服用してください。リファンピンはスケジュールどおりに服用することが重要です。
• 印の付いた計量スプーンまたは経口注射器、処方薬カップを使って経口液剤を計量します。 経口液剤はよく振ってから使用してください。
• たとえ最初の数回の服用で症状がよくなっても、感染を治療するために処方された薬をすべて服用してください。

避けるべき医薬品および食品：
OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

• リファンピンと相互作用する薬品が多数あります。リファンピンを服用する前に服用していたすべての薬を、必ず医師に伝えてください。リファンピンを服用する間に、他の薬の分量を変化させる必要がある場合があります。
• クロラムフェニコール (Chloromycetin®、Chloroptic®)、シプロフロキサシン (Cipro®)、クラリスロマイシン (Biaxin®)、コトリモキサゾール (Bactrim®、Septra®)、ジギトキシン、ジゴキシン (Lanoxin®)、フェノバルビタール、フェニトイン (Dilantin®)、スルファピリジン、スルファサラジン (Azulfidine®)、心拍の問題の治療薬 (ジソピラミド、メキシレチン、キニジン、トカイニド、Mexitil®、Norpace®、Quinora®、またはTonocard®など)、血圧治療薬 (アテノロール、ジルチアゼム、エナラプリル、メトプロロール、ニフェジピン、プロプラノロール、ベラパミル、Adalat®、Calan®、Cardizem®、Isoptin®、Procardia®、Toprol®、Vasotec®、またはVerelan®など)、真菌感染症の治療薬 (フルコナゾール、イトラコナゾール、ケトコナゾール、Diflucan®、Nizoral®、またはSporanox®など)、または抗凝血剤 (ワルファリン、Coumadin®) も服用している方は、必ず医師に伝えてください。
• アトバクオン (Mepron®)、クロフィブレート (Atromid®-S)、シクロスポリン (Gengraf®、Neoral®、Sandimmune®)、ダプソン (Aczone®)、ジアゼパム (Valium)、ドキシサイクリン (Vibramycin®)、ハロペリドール (Haldol®)、ハロタン (Fluothane®)、イソニアジド (Nydrazid®)、レボチロキシン (Levoxyl®、Synthroid®)、メタドン (Dolophine®)、プロベネシド (Benemid®)、キニーネ、タクロリムス、テオフィリン (Theo-Dur®)、ジドブジン (Retrovir®)、経口糖尿病薬 (グリメピリド、グリメピリド、トルブタミド、Amaryl®、Glucotrol®、またはOrinase®など)、抗うつ剤 (アミトリプチリン、ノルトリプチリン、Elavil®、またはPamelor®など)、麻薬性の鎮痛剤、またはステロイド剤 (デキサメタゾン、プレドニゾロン、プレドニゾン、またはMedrol®など) を服用している方は、医師に伝えてください。
• 制酸剤を服用している場合は、この薬と同じ時刻に服用しないでください。この薬を服用してから少なくとも 1 時間後に、制酸剤を服用してください。
• この薬の服用中は経口避妊薬 (ピル) が効かなくなる場合があります。妊娠を避けるため、経口避妊薬と共に別の避妊方法を使用してください。他の方法には、コンドーム、ペッサリー、避妊ムース、避妊ゼリーがあります。
• この薬の服用中はアルコールを飲まないでください。

この医薬品の使用中の警告：

• 現在妊娠中または授乳中の方、腎臓病、肝臓病、ポルフィリン症と呼ばれる酵素障害を患っている方は必ず医師に伝えてください。糖尿病を起こしたことがある方は医師に伝えてください。
• 胃上部の痛みまたは圧痛、白い便、濃い色の尿、食欲不振、吐き気、異常な疲れまたは脱力感、目または皮膚の黄変がある場合、ただちに服用を中止し医師に連絡してください。このような症状が見られた場合は、深刻な肝臓疾患が起きている可能性があります。
• この薬の服用を突然中止しないでください。服用を完全に中止する前に、量を少しずつ減らしていく必要があります。
• ソフトコンタクトレンズは、リファンピンによって永久的に着色する可能性があります。この薬を服用している間は、コンタクトレンズを外してください。
• 尿、便、唾液 (唾)、汗、涙が赤色や橙色に変化する場合があります。この薬を服用している場合、これは正常です。
• この薬を服用していることを、担当の医師または歯科医に伝えてください。この医薬品は、特定の医療検査の結果に影響を及ぼす場合があります。
• 医師はこの薬の効果や進行状況を定期的にチェックします。必ず予約した時間までに到着するようにしてください。 望ましくない副作用をチェックするために血液検査が必要かもしれません。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用：
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

• アレルギー反応：かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
• 水疱形成、皮膚剥離、赤い発疹
• 血尿あるいは非常に濃い色の尿
• かすみ目または目の痛み
• 排尿の量または頻度の減少
• 血の混ざった下痢
• 発熱、悪寒、咳、のどの痛み、身体の痛み
• 吐き気、嘔吐、食欲不振、胃上部の痛み
• 腕や脚のしびれ、痛み、うずき
• 息切れや呼吸困難
• 不安感、脱力感
• 異常な出血やあざ、脱力感
• 皮膚や目の白い部分の黄変

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

• 下痢、胸やけ、ガス、胃のむかつきや収縮
• めまいまたは眠気
• 頭痛
• 軽度の発疹
• 筋肉痛または関節痛

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA（1-800-FDA-1088、米国内電話番号）までご報告ください。