この医薬品を使用すべきでない場合：
この薬は、誰でも使用できるものではありません。ピロカルピンにアレルギー反応を示したことがある場合は、この薬を使用しないでください。

この医薬品の使用法：
軟膏, 滴下

• 指示されたとおりに使用してください。この薬は眼内のみに使用する薬剤です。
• この薬を使用する前後には、石けんと水で手を洗ってください。
• 使用前に目薬をよく振ってください。
• 横になるか、頭を後ろに傾けます。人さし指で、目の下眼瞼を下げて、くぼみを作ります。
• 目薬の使用法：もう一方の手で目の近くに点滴器を保持します。下眼瞼と眼球の間のくぼみに適量の目薬を滴下します。ゆっくりと目を閉じます。人さし指を目頭の上に 1 分間おきます。点滴器を洗ったり拭いたりしないでください。また、目を含めどこにも触れないでください。すぐにボトルに蓋をします。使用時以外は、ボトルを立てておいてください。
• ゲル：
  
  • 軟膏の使用法：もう一方の手でチューブの端を持って目に近づけます。チューブの先端が、目や指に触れないようにします。軟膏の房を下眼瞼と眼球の間のくぼみに押し出します。1 ～ 2 分間、目を閉じます。清潔なティッシュで先端を拭いてからチューブをしっかりと締めます。使用時以外は、チューブをしっかりと締めておいてください。
  • 朝起床するとまつ毛の上にゲルが残っている場合、ぬるま湯で洗い流します。
  • 他の薬剤を目薬で使用している場合は、目薬を先に使用してください。最低 5 分経ってからゲルを使用してください。
• 薬を投与し忘れた場合:思い出したらすぐに 1 回分服用してください。次の服用時間になりそうな場合は、その時間まで待ち、通常の用量を服用してください。薬を飲み忘れた場合でも、それを補うために余分に服用することは避けてください。
• 薬は密閉容器に入れ、高温や直射日光、湿気を避けて室温で保管してください。

避けるべき医薬品および食品：

OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

この医薬品の使用中の警告：

• 妊娠中または授乳中の方、もしくは喘息を患っていたり、網膜に問題がある方は医師に伝えてください。
• この薬によって瞳孔が小さくなることがあります。これは正常です。
• この薬を使用すると夜や薄暗がりで見ずらくなることがあります。この薬の効果を十分に知るまで、乗り物を運転したり、その他の危険な行動を取らないようにしてください。
• 薬はすべて子どもの手の届かないところに保管してください。薬を他の人と共有しないでください。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用：
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

• アレルギー反応：かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
• ひどい眼の炎症
• ひどい吐き気、嘔吐、下痢
• 発汗

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

• 軽度の刺激、ヒリヒリ感、赤み、眼の中の水
• かすみ目
• 頭痛

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA（1-800-FDA-1088、米国内電話番号）までご報告ください。