この医薬品を使用すべきでない場合：
この薬は、誰でも使用できるものではありません。最近心臓発作を経験した方は使用しないでください。

この医薬品の使用法：
カプセル, 錠剤

• 薬は指示に従って服用してください。最も高い効果を特定するために、服用量が何度か変更される場合があります。 この医薬品の服用を開始してから症状が改善するまで、6～8 週間かかる場合があります。
• この薬は朝の空腹時に服用します。どんな食べ物も最低 30 ～60 分経ってから食べてください。
• カプセル：丸ごと飲み込んでください。切ったりつぶしたりしないでください。
• 錠剤:この医薬品を乳幼児に飲ませる場合は、錠剤を砕いて小さじ 1～2 杯（5～10 ミリリットル）の水と混ぜて与えてください。この際、スプーンやスポイトを使っても構いません。錠剤を水以外の液体に混ぜないでください。水に混ぜた後は保存しないでください。すぐに使用しない場合は処分し、混ぜ合わせたものを保管しないようにしてください。
• 薬を投与し忘れた場合:思い出したらすぐに 1 回分服用してください。次の服用時間になりそうな場合は、その時間まで待ち、通常の用量を服用してください。薬を飲み忘れた場合でも、それを補うために余分に服用することは避けてください。
• 薬は密閉容器に入れ、高温や直射日光、湿気を避けて室温で保管してください。

避けるべき医薬品および食品：
OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

• 薬や食品の中には、レボチロキシンの作用に影響を及ぼすものがあります。ジゴキシン、抗凝血剤（ヘパリン、ワルファリンなど）、インスリンや経口糖尿病薬（グリメピリド、グリピジド、グリブリド、メトホルミン、レパグリニド、トルブタミドなど）、うつ病の治療薬（アミトリプチリン、ドキセピン、イミプラミン、マプロチリン、ノルトリプチリン、セルトラリンなど）を使用していることを医師が知っているか確認してください。
• 制酸薬、高コレステロールの治療薬（コレスチラミン、コレセベラム、コレスチポールなど）、オルリスタット、セベラマー、スクラルファート、またはカルシウムや鉄分を含む薬を使用している場合、レボチロキシンの使用はこれらの医薬品の服用 4 時間前または 4 時間後にしてください。
• 綿実粕、食物繊維、大豆粉（乳児用調製粉乳）、クルミは、この薬の吸収を減らす場合があります。懸念のある方は医師に相談してください。

この医薬品の使用中の警告：

• 妊娠中または授乳中の方、または血液凝固障害、糖尿病、心臓や血管の疾患（冠動脈疾患など）、心拍の問題、狭心症、骨粗しょう症、悪性貧血、下垂体障害、または副腎障害がある方は、医師に伝えてください。
• この医薬品は、骨粗しょう症を引き起こすおそれのある骨量の減少の原因となる場合があります。質問や懸念のある方は医師に相談してください。
• 糖尿病の方は、医師の指示に従い、血糖値または尿糖値をモニターしてください。糖値の変化に気づいた場合はすぐに医師に伝えてください。
• この医薬品を服用していることを担当の医師または歯科医にお伝えください。
• この薬の服用を突然中止しないでください。服用を完全に中止する前に、量を少しずつ減らしていく必要があります。
• 医師はこの薬の効果をチェックするため、定期的なラボ検査を行ないます。　必ず予約した時間までに到着するようにしてください。
• 薬はすべて子どもの手の届かないところに保管してください。薬を他の人と共有しないでください。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用：
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

• アレルギー反応：かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
• 心拍が速い、動悸、不整脈
• 広がる場合がある胸部痛、呼吸障害、吐き気、異常な発汗、失神
• 発作またはふるえ
• 激しい頭痛、かすみや複視、吐き気、嘔吐（子供）
• 足を引きずって歩く、ひざや腰の痛み（小児）

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

• 食欲または体重の変化
• 月経周期の変化
• 抜け毛
• 神経過敏、暑さに敏感になる、発汗

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA（1-800-FDA-1088、米国内電話番号）までご報告ください。