この医薬品を使用すべきでない場合：
この薬は、誰でも使用できるものではありません。エストロゲンに重度のアレルギー反応がある場合、または肝臓病、乳癌、子宮癌、卵巣癌を患っている方、または血液凝固障害、心臓発作、脳卒中の既往がある場合は、使用しないでください。妊娠の可能性がある方、授乳中である方、または医師の診断を受けていない異常な膣出血が見られる方は、この薬を服用するべきではありません。

この医薬品の使用法：
錠剤

• 薬は指示に従って服用してください。最も高い効果を特定するために、服用量が何度か変更される場合があります。
• 毎日同じ時刻に服用するようにしてください。
• この薬を服用する際には、医師がカルシウムまたはビタミン D のサプリメントを摂取するように勧める場合があります。
• 薬の説明書をよく読み、それに従ってください。質問があれば医師または薬剤師に相談してください。
• 薬を投与し忘れた場合:思い出したらすぐに 1 回分服用してください。次の服用時間になりそうな場合は、その時間まで待ち、通常の用量を服用してください。薬を飲み忘れた場合でも、それを補うために余分に服用することは避けてください。
• 薬は密閉容器に入れ、高温や直射日光、湿気を避けて室温で保管してください。

避けるべき医薬品および食品：
OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

• 薬の中には、エストロゲンの作用に影響を及ぼすものがあります。抗凝血剤（ワルファリンなど）、甲状腺補充薬、または他の女性ホルモンを服用している場合は医師に相談してください。

この医薬品の使用中の警告：

• 妊娠中にこの薬を服用することは安全ではありません。胎児に悪影響が生じる可能性があります。妊娠と判明したときは、ただちに医師に知らせてください。
• 子宮内膜症やがんの既往がある場合は医師に相談してください。喘息、糖尿病、てんかん、胆嚢、心臓疾患または腎臓病、高/低カルシウム、狼瘡、片頭痛、ポルフィリン症、または甲状腺障害がある場合は医師に相談してください。高血圧、高コレステロール、高コレステロールの家族歴、または妊娠やエストロゲンによって引き起こされる肝臓障害の病歴がある場合は医師に相談してください。
• この薬は次のようなリスクを高める可能性があります。
  
  • 認知症
  • 特に喫煙している、糖尿病や高コレステロールを患っている、または太りすぎている場合は心臓発作、血液凝固、または脳卒中
  • 乳癌または卵巣癌
  • プロゲスチン薬なしにこの薬を服用した場合は子宮癌
• 重度の頭痛や突然の視力低下や視力の変化がある場合はこの薬の服用を中止し、すぐに医師に相談してください。眼科医の診察を受けるように医師から勧められることがあります。
• この薬を服用していることを、担当の医師または歯科医に伝えてください。手術または医療検査を実施する場合は、施術の数日前にこの薬の使用を中止してください。
• この薬を服用していることを、担当の医師または歯科医に伝えてください。この医薬品は、特定の医療検査の結果に影響を及ぼす場合があります。
• 医師はこの薬の効果や進行状況を定期的にチェックします。必ず予約した時間までに到着するようにしてください。 副作用の確認のために、骨盤内診察、乳房検査、マンモグラフ (胸部 X 線) が必要となる場合があります。
• 薬はすべて子どもの手の届かないところに保管してください。薬を他の人と共有しないでください。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用：
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

• アレルギー反応：かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
• 乳房にしこりや何らかの変化がある、分泌物がでる (女性、男性ともに)
• 胸部痛、呼吸困難、または喀血
• 体の片側のしびれや脱力感、突然の激しい頭痛、視覚や発話または歩行障害
• ふくらはぎの痛み
• 発作
• 顔、手や足、足首のむくみ
• 膣からの異常な出血
• 目または皮膚の黄変

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

• 胸の痛みまたは圧痛
• 体重および髪の毛の伸びにおける変化
• 吐き気、嘔吐、腹痛、腹部膨満

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA（1-800-FDA-1088、米国内電話番号）までご報告ください。