知っておくべきこと: 発熱とは?発熱とは、体内温度が 100.4°F (38°C) 以上に上昇した時のことを言います。 発熱を引き起こす一般的な原因は?発熱の原因が分からない場合があります。これを原因不明熱と言います。原因不明熱は 3 週間以上 100.9˚F (38.3ーC) 以上の熱がある場合に発生します。以下は、よくある熱の原因です。 - ウイルスや細菌が原因となる感染症
- 関節炎などの炎症性疾患
- アルコールや違法ドラッグからの重度の離脱症状
他にどのような徴候や症状が出る可能性がありますか? - 寒気と震え
- 筋肉のこわばり
- 体重減少
- 夜の汗
- 上がったり下がったりする熱
- 朝に高くなる熱
熱の原因は何と診断されましたか?医療機関では、いつから発熱しているか、および何度くらいかを尋ねます。その他の症状についても聞き、感染症の兆候がないかどうかを検査します。首に腫れはないかを見て、心臓と肺の調子を聴診器で調べます。最近手術を受けたことがある、または感染症にかかったことがある場合には、医療専門家に知らせてください。糖尿病などの病状がある場合にも知らせてください。また、血液検査や尿検査で感染症を確認しなければならない場合もあります。発熱の原因が血液検査や尿検査でわからない場合は、その他の必要な検査についてお尋ねください。 発熱の治療はどのように行うのか? - イブプロフェンまたはアセトアミノフェンは熱を下げるのに役立ちます。これらは医師の処方箋なしに購入することもできます。服用する量と時期については、医療機関にお尋ねください。指示に従ってください。これらの薬剤は正しく服用しないと胃の出血を起こす場合があります。イブプロフェンは腎臓を損傷する場合があります。アセトアミノフェンは肝障害を起こす場合があります。
- 抗生物質は、細菌に起因する感染症がある場合に処方されることがあります。
発熱の管理 - 冷水やぬるいお湯で入浴します。
- アイスパックを小さなタオルで包むか、洗面用タオルを冷水で濡らして使用します。アイスノンまたは洗面用タオルを額または首の後ろに当てる。
- 水分を取る量を増やす毎日どの程度水分を取るべきか、どんな水分が最適かは、かかりつけの医療機関に尋ねてください。経口補水液(ORS)を取る必要があります。ORS には、体液を補うのに適切な量の水、塩分、糖が含まれています。
ただちに診療が必要な場合。 - 治療後にも熱が引かない、または悪化する
- 首が凝り、頭痛がひどい
- 混乱状態にある普段通りに明瞭に考えたり、物事を覚えることができない
- 治療後も普段以上に心拍が早い
- 息切れしたり、呼吸すると胸が痛む
- 尿が少量しか出ない、または全く出ない
- 肌、唇、または爪が青い
医療機関に連絡した方がよい場合 - 腹痛があるか、膨満感がある。
- 吐き気がある、または嘔吐する。
- 排尿時に痛みや燃焼感があったり、背中に痛みがある。
- 自分の病状やケアに関して疑問や懸念がある。
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