この医薬品を使用すべきでない場合：
この薬は、誰でも使用できるものではありません。ゴセレリンや類似した薬剤にアレルギー反応を示したことがある場合、または妊娠中の場合は、この薬剤を服用しないでください。

この医薬品の使用法：
注射式

• 病院または癌治療センターで、この薬は処方されます。看護師や他の訓練された医療専門家からこの薬を処方されます。
• 医師から正確な投与量を処方され、回数を指示されます。この薬は胃の近くに皮下注射します。この医薬品は 28 日ごとに 1 回、あるいは 3 ヶ月ごとに投与することができます。スケジュールはこの薬を使用する理由によって異なります。
• 薬を投与し忘れた場合:この薬は決まったスケジュールで服用する必要があります。薬を飲み忘れたときは、医師、医療専門家、または診療所に連絡して指示を受けてください。

避けるべき医薬品および食品：
OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

• 経口避妊薬、避妊インプラント、避妊用パッチ、避妊注射を使用している場合は、医師に伝えてください。この薬剤を服用している間は、他の避妊方法が必要になることがあります。
• ワルファリンなどの抗凝血剤を使用している場合は、医師に伝えてください。

この医薬品の使用中の警告：

• 妊娠中にこの薬を服用することは安全ではありません。胎児に悪影響が生じる可能性があります。妊娠と判明したときは、ただちに医師に知らせてください。
• この薬剤を服用している間、および治療後最低12か月間は、ホルモンを使用しない避妊方法（コンドーム、膣内殺精子剤、子宮頸管キャップ、ペッサリーなど）を使用してください。
• 授乳中の方、あるいは骨肉腫、糖尿病、心臓または血管障害、心拍の問題（QT延長症候群など）がある方、家族に骨粗しょう症の既往がある方は、医師に伝えてください。飲酒する方または喫煙する方は、医師に伝えてください。膣から異常な出血がある場合は、医師に伝えてください。
• この薬は次のような障害を引き起こす場合があります:
  
  • 骨密度の減少
  • 男性では糖尿病、心臓発作、脳卒中の危険性が増大
  • QT 延長と呼ばれる疾患など、心拍の問題
• 女性の場合：この薬剤で治療を行っている間は月経が止まります。これは、避妊の効果的な方法ではありません。この薬剤を服用している間も通常の月経が続く場合は、医師に伝えてください。
• 癌の治療に使用される薬は、非常に強く、多くの副作用が存在します。この薬を服用する前に、すべてのリスクとメリットを十分に理解してください。治療中は、医師と密接に協力することが大切です。
• この薬を服用していることを、担当の医師または歯科医に伝えてください。この医薬品は、特定の医療検査の結果に影響を及ぼす場合があります。
• 医師はこの薬の効果や進行状況を定期的にチェックします。必ず予約した時間までに到着するようにしてください。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用：
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

• アレルギー反応：かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
• 腹部の痛みまたは膨張感、めまい、息切れ、混乱
• 排尿量や頻度の変化、血尿や濁った尿、排尿時の痛み
• 広がる場合がある胸部痛、呼吸障害、吐き気、異常な発汗、失神
• 心拍が速い、動悸、不整脈、めまい、立ちくらみ
• 体の片側のしびれや脱力感、突然の激しい頭痛、視覚や発話または歩行障害
• 急激な体重増加、手や足首、足のむくみ

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

• 乳房の大きさの変化、膣内の乾燥やかゆみ
• 下痢
• 頭痛、軽度のうつ
• 一過性のほてり、発汗
• 注射部位の痛み、かゆみ、出血、あざ、ヒリヒリ感、むくみ、または皮膚の下のしこり
• 性交障害、または性欲の減退

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA（1-800-FDA-1088、米国内電話番号）までご報告ください。