この医薬品を使用すべきでない場合：
レボノルゲストレルや、プロゲスト経口避妊薬（Ovrette®、Micronor®、NOR-QD®）、プロゲステロン、メゲストロール、またはメドロキシプロゲステロンなどの他のプロゲスチン薬にアレルギー反応があった場合は、この薬を使うべきではありません。すでに妊娠している場合や、膣からの異常出血がある場合は、レボノルゲストレルを使用するべきではありません。

この医薬品の使用法：
錠剤

• 処方箋なしでこの薬を使用する場合は、薬のラベルに記載された指示に従ってください。
• 医師から別途指示がない限り、無防備な性行為後できるだけ速やかに最初の錠剤を服用します。錠剤の最初の服用から 12 時間後に 2 回目の錠剤を服用します。
• 食べ物や牛乳と一緒に丸薬を服用すると、胃のむかつきを防ぐことができます。
• この薬のいずれかの服用量を摂取後 1 時間以内に嘔吐した場合は、その服用を繰り返す必要があるかを医師に尋ねてください。

避けるべき医薬品および食品：
OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

• フェニトイン（Dilantin®）、カルバマゼピン（Tegretol®）、またはリファンピンを使用している場合は、必ず医師に相談してください。これらの薬は、レボノルゲストレルの効果を減じる可能性があります。

この医薬品の使用中の警告：

• 卵管妊娠を経験していたり、授乳中だったり、糖尿病を患っている場合は医師に知らせてください。
• レボノルゲストレルは、無防備な性行為後 72 時間以内の妊娠を防ぐために使用されます。すでに妊娠している場合、この薬は妊娠を中絶するものではありません。
• この薬は妊娠を防ぐ緊急方法であり、避妊の通常の方法であってはなりません。
• レボノルゲストレルは、あなたやあなたのパートナーを、梅毒、ヘルペス、または HIV（エイズを引き起こすウイルス）などの病気から保護することはできません。
• この薬を使用した後は、予定通りに次の月経があるはずです。つぎの月経が 1 週間以上遅れている場合は、医師に相談してください。妊娠しているかもしれません。
• この薬の使用後数日間に、スポッティング（月経中間期の出血）がある場合があります。次の月経では、普段より多め、または少なめに出血するかもしれません。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用：
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

• 激しい腹痛

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

• 乳房の圧痛
• めまい
• 疲労
• 頭痛
• 吐き気、嘔吐、下痢

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA（1-800-FDA-1088、米国内電話番号）までご報告ください。