この医薬品を使用すべきでない場合：
この薬は、誰でも使用できるものではありません。アルブテロールまたは乳タンパク質にアレルギー反応を示したことがある場合は使用しないでください。

この医薬品の使用法：
エアゾール, 圧縮パウダー, 溶液

• 薬の使用量について医師から指示があります。指示された量より多く使用しないでください。 吸入器、噴霧器、または薬の使用方法について質問がある場合は、医師または薬剤師に尋ねてください。
• 溶液:
  
  • この医薬品は、ネブライザーと呼ばれる吸入器を使用します。ネブライザーは薬剤を噴霧する装置で、口から肺に吸入して使用します。ネブライザーの使い方は医療専門家が実際にやって見せてくれます。
  • この薬の未開封バイアルは、高温や直射日光を避けて室温で保管してください。冷凍しないでください。バイアルを開封した場合はすぐに使用してください。
• エアゾール吸入器：
  
  • 吸入器はよく振ってから使用してください。目に向かって噴射しないでください。
  • 初回使用時またはしばらく使用していなかった場合は、空中に向かって試しにスプレーしてみます。
  • 複数回吸入する必要がある場合は、1～2 分待ってから行ってください。この際、前と同じように吸入器を振ってから吸入します。
  • 吸入器のマウスピースは、少なくとも週に 1 回ぬるま湯で 30 秒間流して洗浄してください。完全に空気乾燥させてください。
  • 容器は高温や直射日光を避けて室温で保管してください。冷凍しないでください。極端な高温や低温になることがあるため、自動車の車内には放置しないでください。容器が空の場合でも、容器に穴をあけたり、火に投げ入れたりしないでください。
• ProAir® Respiclick® 吸入器：
  
  • キャップが閉まっていることを確かめてください。薬を使用する場合を除き、キャップを開けないでください。
  • 吸入器は垂直に持ってください。カチッと音がするまで、キャップを完全に開いてください。吸入器の使用準備がこれで整いました。
  • 使用した後は毎回、マウスピースのキャップをしっかり閉じてください。
  • 吸入器は常に清潔で乾いた状態に保ってください。吸入器はどの部分も洗ったり水の中に入れたりしないでください。
  • マウスピースを清掃するときは、乾燥した布またはティッシュでそっと拭いてください。
  • 服用の直前まで、ホイルの袋から薬を取り出さないでください。高温や直射日光を避け、室温で保管してください。冷凍しないでください。
• 薬の説明書をよく読み、それに従ってください。質問があれば医師または薬剤師に相談してください。
• 薬を投与し忘れた場合:思い出したらすぐに 1 回分服用してください。次の服用時間になりそうな場合は、その時間まで待ち、通常の用量を服用してください。薬を飲み忘れた場合でも、それを補うために余分に服用することは避けてください。

避けるべき医薬品および食品：
OTC 薬やビタミン剤、ハーブ系製品などの医薬品を使用する際は、医師または薬剤師に確認してください。

• 食品や薬の中には、アルブテロールの作用に影響を及ぼすものがあります。次のいずれかを服用している方は、医師に伝えてください:
  
  • ジゴキシン
  • β 遮断薬
  • 利尿薬（利尿剤）
  • 抗うつ薬または MAO 阻害薬を過去 2 週間以内に服用した

この医薬品の使用中の警告：

• 妊娠中または授乳中の方、腎臓病、糖尿病、心臓病、心拍異常、高血圧、甲状腺機能亢進の場合、あるいは発作を起こしたことのある方は、医師に伝えてください。
• この薬は次のような障害を引き起こす場合があります:
  
  • 逆説気管支痙攣（使用直後に呼吸困難が悪化）
  • 血中カリウム値の低下
• 喘息の発作を抑えるためにコルチコステロイド剤を使用している方は、医師の指示通りに使用を続けてください。
• 症状が改善しない、または悪化した場合は医師に相談してください。
• 喘息薬の効果が普段より低下していると感じた場合は、ただちに医師に連絡してください。薬の服用量を変えたり使用を中止する場合は、必ず医師に相談してください。
• 医師はこの薬の効果や進行状況を定期的にチェックします。必ず予約した時間までに到着するようにしてください。
• 薬はすべて子どもの手の届かないところに保管してください。薬を他の人と共有しないでください。

この医薬品の使用中に生じる可能性のある副作用：
次の副作用が見られる場合は、ただちに医師に連絡してください。

• アレルギー反応：かゆみやじんましん、顔面や手の腫れ、口やのどの腫れまたはうずき、胸の圧迫感、呼吸困難
• 口の渇き、のどの渇きが増す、筋けいれん、吐き気、嘔吐
• 心拍が速い、動悸、不整脈、胸痛
• 立ちくらみ、めまい、失神
• 呼吸障害、喘鳴の増加、咳、胸に圧迫感がある

次のさほど深刻でない副作用が見られる場合は、医師に相談してください。

• 咳、のどの痛み、鼻水や鼻づまり
• 頭痛
• 震え、神経過敏

この薬が原因と思われる副作用が他にも見られる場合は、医師に伝えてください。
副作用についての医学的指示は、医師にご連絡ください。副作用が起こった場合は、FDA（1-800-FDA-1088、米国内電話番号）までご報告ください。